ドイツ語勉強法独学の先生
ドイツ語って難しいとイメージする人は多いかもしれません。
ドイツ語は文法が難しい
ドイツ語は活用が多いので覚えるのが大変
しかし中学1年程度の英語を知っていればドイツ語というのはかなり似ているので簡単にマスターすることもできるのです。
ドイツ語が難しいといわれる理由
ドイツ語は英語よりも難しいとよくいわれますが、その最大の理由は格変化をはじめとした変化が多いということです。
名詞、形容詞の性、数、格変化が残っていること
動詞の人称変化も残していること
疑問詞、不定詞などではドイツ語では動詞が最後に来る
疑問文や否定文の作り方が違う
過去分詞の作り方が違う
英語よりもドイツ語は明確に発音しなければ通じないこともある
アルファベット26文字の英語に対して、ドイツ語は30文字
英語と比較してもこれらの箇所は違うということで、英語をすでに習得していたりする人からすれば難しいというようにいわれることも多いです。
ドイツ語の難易度と発展の仕方
ドイツ語では上のように変化が残り、英語などでは変化は残っていません。
この違いとしては
ドイツ語は文章に書くための言語として発展してきた
英語は会話のための言語として発展してきた
という目的や使い方の違いがあります。
諸説ありますが、
ドイツ語 ⇒ オランダ語 ⇒ 英語
というように派生してきたといわれていますが、ドイツ語から英語が派生していく中で会話では余分にややこしい変化などがなくなったといわれています。
ドイツ語独学でまずつまずきやすいポイント
結論からいいますとドイツ語は独学でも習得していける言語です。
スペイン語やイタリア語よりも簡単ともいわれるわけで、最初にある変化などの文法的なハードルを越えれば後は意外と簡単で単純な言語でもあります。
ドイツ語は最初の文法さえ習得できれば後は意外と単純
フランス語などは最初から最後までずっと難しいことがある
ということでとっつきにくいために難しいといわれるドイツ語ですが、実は最初だけ難しいと感じるわけです。
ドイツ語が難しいといっている人をよく見ると、たいていはドイツ語初心者であることがわかります。
つまりドイツ語習得のキーポイントは変化などの最初の文法ということです。
ドイツ語独学者がまず目指すべきドイツ語資格
ドイツ語を独学していく上で目標を持つことも1つです。
最終的にドイツ語で会話ができたり、また現地で生活するレベルになりたいなども考えられますが、その前に小さな目標をいくつか設定しておくとモチベーション維持にもなります。
まず最初にドイツ語独学者に設定して欲しいと思う目標はドイツ語検定の合格です。
5級 簡単な日常会話ができる
4級 初歩的な文法を使った会話ができる
3級 ほとんどの身近な場面に対応できる会話力がある
5級から1級まで6つの級があるのですが、ドイツ語独学者においては4級あたりからの受験をおすすめしたいと思います。
ちなみに4級の目安勉強時間は60時間ですので、ちょっとした自動車免許を取るくらいの勉強時間で取れます。
ちなみに就職、転職では2級あたりを取得すればアピール材料となるといわれています。
ドイツ語検定の級を上げていく中で、余裕があればゲーテドイツ語検定（Goethe-Institut）の受験もするとなお良いでしょう。
ゲーテのほうはドイツ語圏でも語学力を認められているもので、世界基準といって良いです。
ドイツ語独学で変化などを効率的に覚える勉強法
ドイツ語では
名詞、形容詞の性
格変化
動詞の人称変化
といったところをまず押さえていかないといけません。
そのまま単語帳などで覚えるのも良いのですが、なかなか覚えられないという人もいるかと思います。
このときにおすすめしたい暗記法はフレーズ単位で覚えるということです。
たとえば変化を含んだフレーズを覚えることで、変化自体も含んで覚えられるということです。
単語単位で通常はこれらを覚えるのですが、フレーズ単位で口ずさむなどで覚えていくほうが早く、そして強固にこれらを覚えることができます。
ドイツ語文法を独学で最速習得する方法
ドイツ語の文法などを勉強していくときにテキスト、単語帳、問題集などの本をセットで勉強していくという人も多いかもしれません。
最近はCD付きの本も多く、耳でもそれなりに勉強していけるようになってきましたが、私がおすすめするドイツ語勉強法としては
NHKのドイツ語講座を見る
ドイツ語の音楽、曲を聴く
ドイツ語の童話、漫画を読む
という勉強法です。
講座では視覚的、聴覚的に本よりもより五感を多く使って勉強していけますので、ドイツ語習得が楽になります。
また童話、漫画というのも右脳も使える勉強法となるので、ドイツ語がより脳に入りやすいというようになります。
ドイツ語の曲としてはいくつかおすすめで、日本人にも聞きやすいドイツ語の曲を下のページでピックアップしています。
独学でドイツ語文法を習得する勉強法の決定版
またそれでもドイツ語文法が難しく感じることもあるわけですが、その場合には
英語
日本語
の文法を生かしてドイツ語文法をマスターする勉強法もあります。
中学程度の初歩の英語力、あるいは日本語を話せても使える教材となります。
このページの下のほうでもいくつか紹介していますので、どうしてもドイツ語文法が難しいというようなときには活用していきましょう。
おそらくかなり短期間でドイツ語文法をマスターできるようになるはずです。
ドイツ語独学の決定版
東大法学部OB松平勝男さんのドイツ語速習プログラムです。
ドイツ語は実は日本語と近いわけですが、このプログラムでは日本語文法からドイツ語をやさしくマスターしていく内容となります。
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