ドイツ語文法入門の5つのポイント
ドイツ語では入門時にいくつか知っておいて欲しい情報や勉強法というものがあります。
ドイツ語文法を勉強していくとやり方が良くないものであれば効率が悪くなったり、最悪のケースでは挫折してしまうこともあります。
今回はドイツ語文法の入門時にスムーズに勉強に入っていけるような情報をまとめて紹介していきます。
ドイツ語文法は難しい?入門時に知るべきドイツ語の本当の難易度
ドイツ語文法はよく難しいといわれますが、特に最初は英語などと違うその独特な変化などに悩まされる人は多いと思いますし、私もそうでした。
名詞や形容詞の性
格変化
動詞の人称変化
動詞の順番がやや特殊
アルファベット数が30と英語よりも多い
このようなところが特にドイツ語入門時に悩みやすいところといえます。
いきなりドイツ語文法の入門で挫折しそうになる人もいますが、実はドイツ語の難しいのはこの最初だけといっても良いのです。
ドイツ語は入門時の文法が難しいだけで、それをクリアすれば後は意外と単純な言語
別のフランス語などは最初から最後まで文法的に難しいと感じるところがある
ということでなだらかにずっと難しいフランス語と比較してドイツ語は最初の入門時の文法だけが突出して難しいようなイメージです。
このことは入門時によく覚えておいてください。
入門時の文法的な難しさを超えればあとは意外と簡単ですので、先を見て呆然とする必要はないということです。
ドイツ語文法をスムーズに入門するためのおすすめの本
ドイツ語文法での入門書としておすすめできる本が何冊かあります。
もともとドイツ語文法では特に上級者になるほどあまりわかりやすい解説の良書は少ないのですが、
ドイツ語文法を網羅していること
余分に難しい項目まで説明していないこと
ドイツ語入門時になぜと思いやすいことも明確に説明していること
入門者がつまずきやすい項目の解説が豊富であること
日本語訳もしっかりとすべてにおいてなされていて無駄に辞書を開くことが必要ないこと
などというような観点で文法参考書、問題集、単語帳などをピックアップしなければいけません。
なお私のおすすめするこれらのドイツ語入門本については下のページで詳しく紹介していますので、参考にして欲しいと思います。
ドイツ語入門時の文法の覚え方、勉強方法
上のページに紹介しているような入門本で勉強するのですが、どうしても格変化など慣れない項目があって覚えにくいということは多いかもしれません。
通常、格変化などはその単語単位で1つずつ覚えていくのですが、私がおすすめするのはフレーズ単位で丸ごと格変化などをマスターしてしまうというものです。
覚えないといけない格変化が出てくる
その格変化を含むフレーズの丸ごと覚える
口ずさみなどをして覚える
というようにしていきます。
フレーズごとということで一見効率が良くないように思いますが、単語単位で覚えるよりも覚えやすく、しかも忘れにくくなります。
また入門時の文法の勉強方法としては本以外に
NHKのドイツ語講座を見る
ドイツ語の音楽、曲を聴く
ドイツ語の童話、漫画を読む
というような方法もおすすめします。
入門書での勉強は自分の頭でだけ理解していかないといけません。
しかしこのような入門本以外の方法であれば視覚、聴覚、あるいは右脳と五感などをフルに使って勉強していけるのでかなり入門時の文法の勉強が楽になるかと思います。
おすすめのドイツ語の聞きやすい曲は上のページで紹介していますので、曲から文法に入っていくということも試してみて欲しいと思います。
ドイツ語文法の入門者から中級者に到達する目安
ドイツ語文法の入門をしていくときには目標設定をしていきますが、何か具体的な目標があったほうが良いと思います。
あくまでも個人的な意見ですが、1つには目標としてはドイツ語検定の取得もありではないかと思います。
ドイツ語検定は級が6つ設定されていますが、ドイツ語文法の入門時の目標としては5級~4級が適切ではないかと思います。
一応合格者の勉強時間の目安を紹介しておきますと
5級 30時間
4級 60時間
などとなってきます。
最終的に就職や転職でドイツ語スキルをアピールしたいという人もいるかもしれませんが、その場合には2級を狙っていくようにしましょう。
2級であれば早い人で1年前後でも到達するドイツ語レベルといって良いと思います。
ドイツ語文法の入門から本気でドイツ語習得をしたい人へ
ドイツ語文法の入門からやがては上級者などを目指しているという人もいるかと思います。
そのときにはドイツ語検定とともに
ゲーテドイツ語検定(Goethe-Institut)
オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験(ÖSD)
などを狙っていくと良いでしょう。
主に国内で評価されるドイツ語検定に対して、これらの資格はドイツ語圏を中心に国際的なドイツ語スキルの証明として評価されます。
テスト内容としてはドイツ語検定のように文法だけでなく、会話やリスニング能力も評価するものでより実践的にドイツ語を使いこなすというような指標となってもきます。
留学
ドイツ語圏での生活
ドイツ語圏での仕事
ドイツ語圏で取引や仕事のある国内企業への就職
というときには役立つので取っておいて損はないと思います。
ゲーテドイツ語検定などについても上のページで解説していますので参考にしてください。
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