ドイツ語と英語での文法の3つの違いとは?
日本人にとって英語は小学校、あるいは中学校などでも習うので比較的なじみやすい言語です。
ドイツ語となると大学で専攻する人もいるという程度ですが、実は多くの人が義務教育課程で学ぶ英語とドイツ語とは親戚、兄弟といってよいほど似たところもあります。
つまり英語を学校で普通に勉強してきた人であればドイツ語の文法はかなり楽に勉強していけるということです。
ドイツ語と英語の文法で似ているところとは?
ではドイツ語と英語との文法で似ている箇所はどのようなところなのかについて列挙していきます。
単語が似ているものが多い
基本的な構造が似ている
もともとドイツ語と英語とは同じゲルマン系の言語ですので、似ているというところもあるかと思います。
またもっといえばヨーロッパ大陸の言語はみな共通点があったりして似ているともいえますので、たとえばフランス語も英語やドイツ語と共通するところはあります。
ではドイツ語と英語との文法で何が違うのか、どちらが難しいのかということですが結論からいいますとドイツ語のほうが難しいといえます。
ドイツ語の文法を簡略化したものが英語というようなイメージもあるので、ドイツ語を勉強していくと英語が簡単な言語であることに気づくはずです。
英語はドイツ語から派生?
諸説ありますが、英語はドイツ語から派生してきたといわれています。
ドイツ語 ⇒ オランダ語 ⇒ 英語
ドイツ語から英語に派生していく中で、名詞の性別がなくされて、文法の一部にフランス語が採用されるようになったといわれています。
一時英国がフランスに占領された時代(百年戦争など)もあって、宮廷の英語もこのフランスによる占領の影響でフランス語文法の影響を受けたともいわれています。
しかし英語はドイツ語から派生してきていて、基本構造はやはり似ているといって良いです。
ドイツ語と英語の文法で違うところとは?
では逆にドイツ語と英語とで文法的に違うところはどこになるでしょうか?
これも列挙していきますと、
名詞、形容詞の性、数、格変化が残っていること
動詞の人称変化も残していること
動詞の活用もドイツ語のほうが英語より複雑であること
疑問詞、不定詞などではドイツ語では動詞が最後に来る
疑問文や否定文の作り方が違う
過去分詞の作り方が違う
発音的にドイツ語ははっきりとしなければいけないこともあり、英語的に話すと現地で通じない
アルファベット26文字の英語に対して、ドイツ語は30文字
4つめの動詞の位置については動詞が最後に来るので、英語よりもどちらかといえば日本語の文法に近いといわれています。
この点、幸いにしてこのページを見ている人は日本語はしっかりと話せる人が多いと思いますので、英語と日本語の両方の知識があることでドイツ語文法を攻略しやすくなります。
まとめれば英語とドイツ語との文法で特に違うのは
名詞に性別があること
動詞の位置が違うこと
アルファベットの文字数が違うこと
に集約されるといって良いです。
ドイツ語初心者と英語への感想
ドイツ語を勉強していくと感じ方も変わります。
今回の英語と文法などが似ているかどうかについても同じことがいえます。
私がドイツ語を勉強してきたときの感じ方ですが、
ドイツ語と英語とは文法が似ているといわれたが動詞の位置などが違う
特定の単語などには共通点もあるがあまり似ていないと思っていた
数ヶ月勉強していくとドイツ語と英語の文法は似ていることに気づいた
ということで初心者のうちは似ていないと感じて、中級者になると似ていることに気づくという感じだといえます。
ドイツ語文法は英語よりも難しい!どうすれば独学勉強できる?
英語との違いは上のような感じですが、ここを見ている人ですでにドイツ語の勉強をしていて文法が難しくて挫折しそうな人もいるかもしれません。
日本語を応用してドイツ語文法を簡単にする方法
4つのルールでドイツ語文型をマスターする法則
冠詞(定冠詞類・不定冠詞類)の活用を単純化
名詞の活用を単純化する方法
などドイツ語文法は簡単にする方法がいくつかあります。
このページの下のほうでもこのようなドイツ語教材や講座を紹介していますが、ドイツ語文法が難しいと感じているときには無駄にややこしく勉強してしまっている人が多いのです。
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